July 2017 @ The Colosseum at Caeser’s Palace, Las Vegas, NV –
ザ・フーがシーザーズ・パレスで短期5日間の常設公演をやると聞いて馳せ参じましたラスベガス。
これはザ・フーの歴史においてもエポック・メイキングな出来事だぁ! ということでチケット発売日に初日の遠い2階席をゲット。
だって、ステージに近い席は値段が高すぎますし、その差額で飛行機に乗れちゃう感じですから。
昨年の同じ時期に、シーザース・パレスのこの会場で、マライア・キャリーを最後列で見てえらく感動しました。
なのでバカにできません。
ひょっとしてラスベガス仕様の特別なセットや曲なんかがあるかもしれません。
Wikipedia によると、キャパシティは約4,300だそうで、ザ・フーのコンサートにしては最も小さい部類の会場ではないでしょうか。
ピート・タウンゼントがつかつかっと出てきて、キターっ!「Can’t Explain」!
たぶんザ・フーの中で一番好きな曲。
昨年のシアトル公演で演奏してくれなかったので感慨もひとしおです。
ウド―フェスでの初来日、そして武道館での単独初来日公演を思い出します。
そのピートが好きだという「Bargain」がよかったです。
そして「My Generation」はアメリカでも意外に大人気。
しかしピート・タウンゼント、しゃべるしゃべる。
内容は際どいエロネタばっかり。w)
いや、ボーカルのロジャー・ダルトリ―もピートほど饒舌ではないけれど、歳の割に動きは軽快。
結構お客さんを煽ります。
しっかしピートのストラトのギターの音はいいですねぇ。
ソロ、リズムともに音が分厚いです。
シングルコイルのギターとは思えないです。
70歳超えてなお、2時間過ぎてもまだまだ終わる気配なし。
最後は「Pinball Wizard」「See Me Feel Me」「Baba O’Reiley」「Won’t Get Fooled Again」の4連発。
サポート含めたメンバー紹介では、ロジャー、ピートともに大変にご満悦の様子。
後日セットリストを比べてみたところ、特にラスベガス公演の特別メニューはなかったようですが、個人的には最も充実していたライブでした。