August 2017 @ Showbox SODO, Seattle, WA –
わずか半年ちょっとでシアトルを再訪したワンオクロック。
会場のライブハウスはアメフトのスタジアムに近いのですが、運悪くプレシーズンゲームと重なり駐車場確保に一苦労。ぐるぐる巡り巡ってどうにか無料スペースを確保しました。
そんなアメフトファンたちと別れるようにしてライブハウスに入ると、残念ながら前回に比べるとお客さんは 2/3 ぐらいでフロアに空きも目立ちます。
だけど始まってみると、日本人・アジア人中心にどっかんどっかんと盛り上がります。
ボーカルの TAKA は、踏み台に上がってくれないと姿が見えません。
“What’s up すぃあろー!”
いつものようにアクティブに動き回ります。
しかしステージ正面だとどうにも見にくいので右サイドから前の方へ。
この夏の北米ツアーで前座を務める予定だったリンキン・パークのカバーでは、先に亡くなったボーカル、チェスター・ベニントンの突然の死を、数分にわたる無音部分でもって追悼します。
角度がきつくてドラムが見えないんですが、他のメンバーは近い。
ニューアルバムからの曲を中心に構成されていて、本編ラストも We Are。
そして大合唱。
でもなんだかんだでアンコールの American Girls が盛り上がります。
これは単純にいい曲だと思う。
狙ってないポップな感じが好きです。
1時間ちょっとのセットで、Take me to the top をやらなかったのが個人的には残念でしたが、スキのないとても完成されたコンサートでした。他の都市で見てもまったく同じクオリティの高いライブが見られるのでしょう。メンバーが生真面目で志が高いのか、完璧にやろうとして遊びが少なくあまり人間味が感じられないというのもある意味個性なのでしょうね。
オジサンにはとても正当に見える、ある意味アメリカではもうオールドスクールともいえる00年代のロックで日本人バンドがどこまで勝負できるのか、とても興味がありますし、また地元に来るたびに観に行きたいと思います。