April 2018 @ TRACTOR TAVERN, SEATTLE, WA –
東京からの出張帰りのまさにその夜。
日本で大人気のザ・ストライプスのライブを観るために帰米の日程を調整したといっても過言ではありません。
シアトルダウンタウンから車で北西にほぼ20分ほど行ったバラード地区にある小さいライブハウスの Tractor Tavern が会場。
近所に駐車して歩いて行くと、エントランスの様子がどうもおかしい。
「スタッフオンリー」と書いてある。
なんのこっちゃいと思いながら別の入り口を探すとそこには「CLOSED」の張り紙とともに小さく告知文が・・・・。
「DUE TO HEALTH REASONS, TONIGHT’S SHOW HAS BEEN CANCELED」
えー、キャンセル!!??
するとこの貼り紙の目の前にストライプスのベースのピートがいる。
なぜに?
と見てみると、来る人来る人に中止の理由を説明しているらしい。
聞くと2日前のシカゴ公演のときからドラムの体調が悪く、病院に行ったものの完治せずこの日の公演を直前キャンセルするに至ったとのこと。
めっちゃアイリッシュ訛りで半分も聞き取れませんでしたが、張り紙を見て驚いているファン全員に経緯を説明している姿にはとても感心させられました。
それも握手をし、お互いに自己紹介をしながらです。
シアトルにストライプスのファンなんているのかいな?
と思っていたのですが、意外や意外、自分と同じような年齢層のお客さんがほとんどで、多少リップサービスもあるのでしょうが、
「2年前に見たライブは最高だった!」
「こないだポーランドで見たライブは生涯最高だったよ!」
などと興奮気味に語る人たちもたくさんいて、結構ファンベースができているんだなぁーと思わせられました。
自分も握手をして写真を撮ってもらいました。
ピート:「今日はごめんよー。」
自分:「いや、まったくノープロブレム。残念だけどまたすぐ戻ってきてね。」
みたいなちょっとした会話を、自分の半分以下の年齢の若者と交わしたのでありました。w)
そのあと、「スタッフオンリー」と書かれた張り紙のあるドアからドラム以外の他のメンバーが出てきて、ヴァンに乗ってどこかに消えて行きました。
ライブが中止になったのはとても残念だったのですが、メンバーと握手して自撮りできてのはちょっとラッキーだったかな。w)
(20:10-20:40)