May 2018 @ COLUMBIA CITY THEATER, Seattle, WA –
シアトル市内から南に5キロほど車で走ったところにあるこの会場。
初めて来ました。
下北沢のライブハウスのような小さい入口を思わず通り過ぎそうになりましたが、
「ここ?」
「うん、ここ。」
という黒人兄ちゃんとのやり取りの後、
「すげえ一杯だよー」
という言葉に、
リサ・ローブ(50)ならまぁそうだろうなー、と思いながら、そのリサ・ローブが歌っているステージの横から入場しました。
今日はこのアコースティックギター一本で歌う弾き語り形式。
通路まで人が一杯なので後ろの方で見ます。
場内はライブハウスというよりも下北の小劇場みたいな感じです。
ステージ前がいきなり自由席で、その後ろが板張りのフロアになっているのですが、みんな体育座りしているのがなぜか60年代っぽいです。
「Truthfully」 から、出ました「Stay」。
映画リアリティ・バイツのサントラに収録されていて、レコード会社と未契約なのに全米ナンバーワンを記録したモンスターソング。
映画はピンときませんでしたが、サントラは当時死ぬほど聞きました。
ウィノナ・ライダーとイーサン・ホーク・・・というだけでなんか甘酸っぱいですよね。
グランジの総本山のシアトルでこの曲を初めて生で聞くというもの何か感慨深いものがあります。
友達がたまたまイーサン・ホークと知り合いだったというあたりのことはステージでも話してくれました。
しっかしこの人、よくしゃべりますね。
ライブの三分の一は一人漫談です。
そういえばよく日本に来日してたなー、ってなことを考えていたら、いきなり
「もともとこれはジャパニーズソングで・・・」
と言い始めたのに超びっくり。
「Love Storm という曲で、日本のアーティストが作った古い曲なんだけど、ドラマの主題曲だったとかいうやつで、英語の訳を渡されて歌ってくれって話になって・・・」
ってなことを言うので、その場でググってみたら、竹内まりあの「恋の嵐」っていう曲のカバーなんですね。
ファンの方には申し訳ないですがこのオリジナルも知らなかったしカバーしていることも全然知りませんでした。
歌を生で聴きつつスマホの画面を見ながらへーっと感心してしまいました。
さらに調べてみると長澤まさみがドラマで「Stay」をカバーしてたんですね。
これもへーでした。
なじみ深い「I Do」からアンコール1曲でフィナーレ。
後ろのレッドカーテンを自分でかき分けて退場していきました。 w)
なんか趣のあるいいライブハウスでした。