PHISH

July 2018 @ GORGE AMPHITHEATRE, George, WA –

年に一度は来ないと落ち着かないゴージ野外劇場。

ここで3デイズ公演中のフィッシュを観ます! 2年ぶりです。

自宅から車で2時間以上走らないといけない会場なのに、オンラインの手数料をケチりたいだけで。なんと当日券狙いというハイリスクローリターンな戦略。

もちろんチケットは買えました。

しっかしいい天気だなぁ。

基本的に会場外はキャンプサイトなので、色とりどりのテントやキャンピングカーがそこいらじゅうにあふれています。

でもフジロックのキャンプサイトに比べればまったくスカスカの極楽じゃないですかこれ。

さて、入場するかぁー、と最後列に付くも、動く気配が全くなし。

5分して1メートル進んだかどうか。

前方を見るとあと50メートルはあるんでないの。

早々に戦線離脱してキャンプサイトにお邪魔して時が経つのを待っていたら遠くから演奏が聞こえてきました。

するとようやく10分ぐらいで入場できました。

もっと日の高いうちに入場してこのコロンビア川流域の絶景を楽しみたかったわけだけどしょうがない。

まずはステージに向かって激しく傾斜している正面奥から攻めます。

ハッパの副流煙と熱を帯びてきたフィッシュの演奏に酔いしれます。まわりもハッパハッパしながらガンガン踊っています。

休憩のインターバル後はステージ前方へ。

リラックスムードのジャムバンドとは思えないほど人がひしめき合う戦場地帯に迷い込んでしまった感じ。

素人がいちゃいけない雰囲気です。

周囲のオーディエンスはイカれていますが、音がダイレクトに伝わってきてプレーを鑑賞するにはとても楽しい。

これはペンライトというのか? 盛り上がってくると宙に舞うペンライトの大洪水。お約束中のお約束なのだが、言葉で表現するのが難しいし写そうにも写らないのが至極残念。

どうにかこうにか雑踏を抜けてステージ横奥に移動。

傾斜地を埋め尽くし、一様にゆらゆらしているオーディエンスの姿が壮観。ジャムバンドのライブってお客さんが主役なのだなぁ。

途中、芝生が階段状になっているところがあり、そこに腰かけてまったりさせてもらいました。

さらに後方へと下がって、もう飲んで食うだけのエリアへ。

ここにはいろんな楽しみ方があるよ。

渋滞に巻き込まれたくないのでここで退散。

キャンプサイトはひっそりとしていました。

来週はレッドロックスだ。