August 2018 @ SAFECO FIELD, Seattle, WA –
シアトルといえばこのバンド=パールジャム!
見ないで死ぬわけには行きません。
’The Home Shows’と名付けられたシアトル公演。
二日間公演の初日を見に行った同僚達から、入場の列が醜いことを聞きつけていたので、早めにセーフコフィールドの入場口に足を運びました。
一応ファンクラブに入っているので、専用入り口から会場入り。
パールジャムの地元!とは言ってもまぁ通常のライブとそう変わらず、開演前のオーディエンスはリラックスムード。
場内を散策する途中で、
スタンド最上段から記念撮影。
夕日がいい感じにセーフコフィールドの可動式屋根を照らします。
今日は前座がなく、アクトはパールジャムオンリー。
スコアボードやら電光掲示やら至る所にパールジャムの名前が表示されています。
会場入りしてから3時間近くたってようやくパールジャムのショーがスタート。
スタンド2階席からだとなかなか遠いです。スクリーンも薄暗くて若干見づらい。なので念のため持って行ったオペラグラスが大活躍。w)
個人的な序盤のハイライトは「Nothingman」と「Brain of J.」でした。「Corduroy」もよかった。
何せ自分にとって15年ぶりなので、できれば王道なパールジャムの選曲でスタジアムをガンガンに盛り上げてほしい。
その期待通りに「Whipping」と「Even Flow」。そして「Daughter」に「Do the Evolution」! もっと来い!
ライブレポによく登場する Showbox というダウンタウンのライブハウスが、地区再開発に伴い取り壊しとなり、マンションが建設される予定というニュースが地元の音楽ファンを賑わせているのですが、その計画に反対する「Save the Showbox」のシュプレヒコールを上げます。
「なんでこれ以上マンションが必要なんやねん!」
と怒るエディヴェダー。
そのエディがアンコールに登場して弾き語りで歌いだしたのが先に亡くなったトムペティの「Won’t Back Down」。
自然とフロア、スタンドからライトが灯ります。なんでも、エディは去年この場所でトムペティのライブを見ていたそうです。ボクもそのライブを見ていましたが、ちょうど1年前の8月だったんですよね。他人の曲なのに、今日一番の大合唱だったんじゃないかな?
それ以上のサプライズを・・・と期待していたら、出てきました、地元シアトル出身サウンドガーデンのギタリスト=キム・セイル!
後で知ったのですが、クリス・コーネルのTシャツを着ていたそうです。
泣ける・・。
そのキム・セイルとMC5の「Kick Out the Jams」。そっかー、キム・セイルはMC5のトリビュートバンドに参加しているもんね。
そして続けて登場したのは、同じくシアトル出身のマッドハニーからギター&ボーカルのマーク・アン!
華やかにシアトルグランジ祭りです。
パールジャム&マッドハニー、
そしてサウンドガーデン。
シアトル公演じゃなきゃあり得ないメンツです。
そして王道パールジャムもなお健在。「Rearviewmirror」「Better Man」でもうお腹いっぱいです。この2曲が聞ければ自分は満足です。
しかもイントロに納得いかなかったエディーが「Rearviewmirror」をやり直すというハプニング付き。この時彼がガンズのアクセルローズに見えましたわ。
最後の最後は「Alive」「Baba O’Riley」「Yellow Ledbetter」。
特にシアトルでは「Yellow Ledbetter」はものすごく人気がありますね。ラジオで頻繁にエアプレイされています。
これでチケット争奪戦を潜り抜けてどうにかパールジャムをシアトルで見るという夢がかないました。
残念ながらシアトルで暮らすモチベーションがひとつなくっちゃった気がする。