September 2018 @ SAFECO FIELD, Seattle, WA –
多くの日本人にとってシアトルといえばニルヴァーナとマリナーズ。
そのニルヴァーナのデイブグロール率いるフーファイターズが、マリナーズの本拠地セーフコフィールドにやって来ました。
スタンド席からの観戦です
前座は同じくニルヴァーナのメンバーだったクリスノヴォセリック!
しかし、見逃したことをフーファイのライブが始まってから気がつきました・・・。
なんで開演予定時刻よりも前にオープニングアクトを始めちゃうのかなぁと何気にメールをチェックしたら当日のタイムテーブルが送られてきてました・・・。
意外に大掛かりな仕掛けもなく、あっさりとテンションの高いデイヴグロールがステージに出てきました。
もちろん肉眼だと遥か遠くに見えるわけですが。
後ろを振り返るとスタンド最上段まで満杯です。すごい。
10年ぐらい前にフジロックで見たときも、その遥か前にマジックロックアウト(!)で見たときも一曲目は「All My Life」だった気がしますが、それはさておき・・・・ってそういえばフジテレビの社屋のスタジオでシークレットライブも見たなーと思い出しました。その時も同じくこの曲だったかな。
ギターのクリス。
同じくギターで後期ニルヴァーナの準メンバーだったパット。
3人もギターがいるとちょっとやかましいですが、
一番ラウドなのはテイラーのドラムとデイブの声。
でも時にはフロア真ん中でしっとりと歌い上げますよ。
「ポールマッカートニーをこの会場で見て、それ以来ここでやるのが夢だったんだ。そして今日その夢がかなった。」と泣けるセリフとともに大観衆の視線を一挙に浴びながら弾き語りで「My Hero」。
そういえばベースのネイトは生粋のシアトルっ子でした。
で、スペシャルゲストがあるんだろうなーと期待していたら、
やっぱり出てきましたクリスノヴォセリック!
デイブとの熱い抱擁のあと、「かなり昔の曲」と紹介されたのがヴァセリンズのカバーでニルヴァーナのファーストに収録されている「モリーズリップス」!
デイブがドラムだったらもっといいのになぁと思っていましたが、クリスが去ったのち、どうでもいいクイーンのカバーでドラムセットに座りました。苦)
正直、クラシックロックのカバーよりも、膨大にあるオリジナルのストックから選曲してほしいなぁと思うのですが、意外性でも狙っているのでしょうか。
テイラーのボーカルは決して悪くないのですが・・。
そういえばバッキングボーカルに女性コーラスも入った大所帯のバンド構成でした。
いつ聞いても楽しい「Monkey Wrench」を経て「Best of You」で一旦締め。
スクリーンに楽屋裏のデイブの表情が映ります。
歓声が聞こえないよーとジェスチャーして一通り盛り上げたのち、
再登場して、これはちょっとしたサプライズだった「Weenie Beenie」。
もちろん最後の最後は「Everlong」でした。
全体的にはとてもいいライブでした!
でもクイーンを2曲もやる必要はないんじゃないかなぁ。