MC50

October 2018 @ SHOWBOX, Seattle, WA –

MC5のKick Out The Jams 50周年を記念して、オリジナルメンバーでギタリストのウェインクレイマーがゲストを迎えて結成したのがMC50。

フガジ、フェイスノーモアらのメンバーとともシアトル出身サウンドガーデンのキムセイルをギタリストにフィーチャー。

かつこの日はドラムに元サウンドガーデン、現パールジャムのマットキャメロンを要し、ボーカルにマッドハニーのマークアームをスペシャルゲストとして迎えました。

つまるところのシアトルグランジガレージ祭り!

これで35ドル。

安い!

前の隅っこの方に陣取りました。ギターのキム・セイルを観たかったからです。

MC5オリジナルメンバーのウェイン・クレーマーはこんな感じのおじいさんです。でもギターと動きはシャープでしたよ。

アメリカ国旗をあしらったギターは変わりませんね。

まぁ2曲目にいきなり Kick Out The Jams が来てビビりましたわ。

「まさにいま・・・まさにいま・・・キックアウトザジャムズの時間ですよ、このやろう」 というおなじみの発声もウェインが行いました。

いや、この彼だったかな?

しかし実はドラムが誰なのかは全く知らなくて、ゲストがあるとも聞いてなかったので、ショーが始まっていきなりマット・キャメロンの姿を見たときは目を疑いましたよ。

ツインドラム編成で、ライブ全曲にマットのドラムがフィーチャーされていました。

シアトルが地元とはいえ、キムとマットのサウンドガーデンコンビがこんな至近距離で見られるとは思わなかったー。ドラムとギターアンプの生音が直接聞こえてきます。

途中で前座を務めたバンドの女性ボーカルが参加して、

なかなかエキセントリックなパフォーマンスを見せてくれました。

そして、ウェイン・クレーマーの紹介とともに出てきたのは、これまた地元シアトルのマッドハニー(・・・余談:最新アルバム素晴らしいです!)のギターボーカルのマーク・アーム。

実は同じく地元のダフ・マッケイガン(GN’R) が先日のLAのショーに飛び入りしたと聞いていたので、それをここでも期待していたのですが、まぁマッドハニーも全然ありです。大丈夫です。

マーク・アームは、ギークな大学生がいきなりクレイジーになった風で素敵でした。

その後、アンコール含めて1時間40分ほどのライブ。

マッドハニーのツイッターによると、バックステージにはエディ・ヴェダーもいたそうで、出てくればそれはそれでまた盛り上がったのになーと思いました。

余談ですが、メンバーは誰もイヤホンで音をモニターしていなかったですね。これはウェイン・クレーマーのこだわりなのかもしれませんが。

(22:15-23:55)