March 2019 @ PARAMOUNT THEATER, Seattle, WA –
税込43ドルの当日券で潜り込んだフロアの客入りは、6-7 割程度だったでしょうか。
フェスのトリクラスの人気を誇る Fouls も、アメリカ地方都市の平日の単独公演となると、三千ほどのキャパの劇場は若干オーバースペック気味だったかもしれません。
2ついた前座は端から見るつもりがなかったため、会場入りして簡単なセキュリティチェックを経た後、いきなり Fouls を迎えます。
ちなみに Foals は、(ウィキペディアによると) イギリス出身の5人組からなるインディーロックバンドで、ダンサブルでパンキッシュな音楽が持ち味。
6年ほど前までは頻繁に来日していてフジロックにも複数回登場していますが、残念ながら見た記憶がないので個人的にこれが初めてのライブ観戦となります。
「はろー、すぃあとー!」的な簡単な挨拶を挟んだ2曲目で、いきなり知っている曲が来た!
ラジオでのエアプレイ率の高い「Mountain at My Gate」。
重低音が効いていてとても気持ちいい。
バンドの中心はボーカル&ギターのヤニス・フィリッパケス。
服の微妙なコーディネートと髭面が素敵のギリシャ出身イギリス育ち。
セットチェンジ時から気になっていた蛍光色のギターを弾くのがジミー・スミス。
専属のキーボーディストを差し置いて、彼はキーボードも弾きます。
入りがあまりよくない割には、やる気満々過ぎるフロア前方のコアなお客さんを避け、涼と空間を求めてフロア後方へ。
スカスカのスペースで人間観察をしつつ、やけくそ気味ながら存分に踊ります。
ここは頭上が2階席のため音が若干こもり気味。しかし野外コンサートでしか観ないような大きなスピーカーセットから放たれる重低音は、反響分を差し引いてもいい鳴りをしています。
本編終了間際に、ステージ向かって右側に潜入。
ここはヤニスが相対的に近くてとても見やすい。
パンキッシュな「What Went Down」では、
ハンドマイクをにぎった後、
ステージダイブ!
最終的にどこに流れついたのか確認できませんでしたが、何もなかったかのようにステージに戻ってラスト 1 曲へ!
(21:45-23:20)