BEN KWELLER

April 2019 @ BARBOZA, Seattle, WA –
大ファンを公言して止まないベン・クウェラーのライブ! 下北沢で最後に観て以来、もう7年も経つのか。

Barboza には初めて来ました。同じくシアトル市内キャピトルヒルエリアにある Neumos というライブハウスの姉妹店で、確かに2つの会場は隣り合っていました。

フロアはあまり広くなくキャパは 200 前後とのこと。
チケットは前売りで 15 ドルとかだったかな? 安い。
会場入りした時、前座の Main Man というバンドが演奏中でした。

ロサンゼルス出身のギターバンドで、歌メロ重視でありながら、リードギタリストがジャジーでかつフリーキーで面白かったです。
しばらくしてメインアクトを待つばかりとなり、狭いステージに機材が所狭しと並べられていますが、

マーシャルアンプに自身の名前が記してあって、これがバックドロップの代わりなのかなと思ったりして。

ステージが暗転してから暫くたってベン・クウェラーとその仲間たちが現れました。ドラム、ベース、キーボード、ギターの 4 ピース構成で、まずメンバーを一通り紹介します。

そしてぼそっと曲名を言いギターをかき鳴らしたと思ったらまさかの「Commerce, TX」!

がぁーー! この曲を聴きに彼のライブに行っているといっても過言ではない自分。
シアトルと東京の前は、テキサス州にある Commerce という町に 1 年半ほど住んでいた自分にとってまさかまさかの 1 曲目です。7年前当時自分が住んでいた下北沢のライブでは演奏されずがっかりした記憶があります。ちなみに自ら「I’m Texan」とライブ中に言っていたようにベン・クウェラーは Commerce のお隣の Greenville という町の出身です。ボクはそこの小さい楽器屋さんでアコースティックギターを買いました。(・・・どうでもいい?)
しかしさすがコアなファンが集まっているライブですね。多くの人が歌詞を口ずさんでいます。

「Mean to Me」「Penny on the Train Back」など我々にとっておなじみのベン・クウェラーナンバーが続きます。

アコースティックギターに持ち替えて「On My Way」。Barboza という名前が気に入ったらしく、イタリア語風に何度も店名を連呼していました。
同じく弾き語りの「Family Tree」では縦に細長いフロアを利用して、前方、真ん中、後方それぞれのお客さんに違うコーラスを強制。

通常は、左側、中央、右側のお客さんにやってもらうそうです。w)

歌っている途中でスタッフにフロアライトを点けてもらったり、なかなか忙しい様子。

「Falling」と「Run」はキーボードを叩きながら歌います。

ギターに戻ってから新曲なども披露。

しかし途中でギターストラップが外れて田端義夫のようなスタイルになってしまいました。

どうやらストラップを支えるピンが外れてしまった模様。

スタッフと一緒に暫くステージを探した結果、ピンが見つかり、

ストラップを再装着して田端義夫スタイルから脱却。

「Jealous Guy」をがっつり演奏してまずステージを降りました。

すぐにステージに戻り、「Sundress」と、変則チューニングの「Wasted & Ready] でさらにみんなで合唱してガッツリ盛り上げてくれました。

最後にしょうもなくエフェクターの写真など取ったわけですが、MC はお客さんの突っ込みに応えて使用中のギターの話が多かったですね。w)
爆音のベンクウェラーバンドをとても小さい会場で観られて最高でした。

(20:49-22:07)

※ もうちょっと演奏した気がします ↓