October 2019 @ KIRKLAND PERFORMANCE CENTER, Kirkland, WA –
ハワイ出身のウクレレ奏者で、日本でも人気のあるジェイク・シマブクロが、シアトルイーストサイドのカークランドにやってきました。
近年アメリカ本土でも人気が出てきた感のあるジェイク・シマブクロ。この日の公演もチケットはソールドアウト。
フジや日本で何度も観る機会があったのにこれが初シマブクロなのですよね。テレビやYouTubeでは何度となくお見掛けしてますが。
席は隅っこの最前列。この会場でのお決まりの座席です。前座はありません。開演前からガラス越しにウォームアップしているジェイクの姿が見えました。
MCに促されて独りでステージに登場すると、まずソロでビートルズの「In My Life」から。原曲のメロディは形を残しているものの、独特のウクレレアレンジが施されていますね。
3曲目に日本のさくらさくら。本物の琴のようなウクレレの音色にびっくり。
ギターとベースを加えて、一番に印象に残ったのが、第二次大戦時に日系米国人で結成され大活躍を見せた442歩兵連隊にインスパイアされて作曲し、隊員の合言葉をタイトルにした「Go For Broke（＝当たって砕けろ）」。10年ほど前に当時スマップの草彅剛が主役＆二役を務め442隊で名誉の戦死をする日系2世を演じたスペシャルドラマがあったのですが、日本人の移住先としてメインの舞台となったのはシアトルとその郊外だったんですよね・・ってなことに思いをはせながら曲を聞いていました。
ジェームステイラーの曲や、ビートルズの「Eleaner Rigby」を独特な解釈で演奏していきます。同じくビートルズの「While My Guitar Gently Weeps」なんて、つい3日前のピーター・フランプトンのライブで聞いたばっかりで、そんなに頻繁に演奏される曲だったっけ？
曲名をちゃんと繰り返し言ってくれたので覚えている範囲で言うと「Let’s Dance」「6/8」「The Greatest Day」「Summer Rain」「Morning Blue」「Dragon」といったタイトルの曲を演奏してくれました。「Dragon」でお墓がシアトル郊外にあるブルース・リーについて触れ、「一番好きだったドリンクは・・・・ウワーター！（＝うわちゃー！）」
あぁ、ウケたー。
クイーンの「Bohemian Rhapsody」はみんなでカラオケ状態になって楽しかったです。もちろんピアノ＆ギターパートをウクレレ一本でコピーしているジェイクのプレイもすごかったです。
(19:10-20:55)