LISA FISCHER

June 2021 @ DIMITRIOU’S JAZZ ALLEY, Seattle, WA –

コロナによる営業自粛が解除され、1年3か月のライブ観戦となりました!

ストロークスをWAMU Theaterで見た昨年3月から屋内エンタメの延期・中止が始まり、このたびワクチン接種が進んだワシントン州ででようやくライブハウス再開のめどが立ちました。

そして程なくして迎えたこのリサ・フィッシャーのライブ。

元々の日程がいつだったのか覚えてません。

ジャズ・アレイでは、通常、場内すぐの受付で自分の名前を告げ、予約した座席に案内してもらうのですが、密を避けるために、入場前に座席番号が書かれた紙が配られました。

これを入場後にフロアスタッフに見せ、席に案内してもらいます。

ジャズ・アレイではいつも最後方のカウンター席でしっぽりやるんですが、ボク以外、誰もいませんでした。

なんかそもそも自宅以外で飲んだりするのって久しぶりですね。それこそ去年3月の上原ひろみのライブ以来じゃないかな。

リサ・フィッシャーは今回、Tayler Eigsti というジャズピアニストとのデュオでパフォーマンスします。

ジャズ・アレイでのショーはいつも時間通り始まりますが、このショーは定刻20分遅れでスタートしました。一日二回公演の2回目の方なので、セット転換においてコロナ対応でまぁまだ不慣れなところもあったのでしょう。

前説によると、日程は二転三転したのに、キャンセルした人はほとんどいなかったそうです。すごいですね。

リサ・フィッシャーはいつものようにエコーの効いたスタンドマイクとノーマルなハンドマイクを駆使して歌います。

ほとんどがアレンジされた自分の持ち歌を披露していました。途中で、以前観に行った時も歌っていたZepの「移民の歌」のカバーもありました。

でもやっぱりリサといえば「ギミー・シェルター」ですよね。ローリング・ストーンズのバッキングボーカリストを30年近く務め、この曲でミック・ジャガーとのデュエットを見せた彼女の一番の見せ場と言っていいと思うのですが、これまで2~3回彼女のライブを観に行って、これが初めてのギミーシェルターでした。

ステージから降りて客のテーブルに歌ったアンコールが終わり、1時間ちょっとの短いライブが終了。

終演までに各自テーブルやカウンターで飲食代の清算を済ませる流れになっているのですが、今日はまだ会計を始める段取りすらできておらず、終演後取り残されたお客さんたちはちょっとぽっかーんな感じ。

カウンターにいたホールスタッフの姉ちゃんと「今日何が一番良かった?」「やっぱギミーシェルターだよね。ワタシ、ストーンズが前回シアトルに来た時観に行ったのん」的な会話ができてちょっとだけ良かったですw

 

(21:50-22:55)