WEEZER

August 2018 @ WHITE RIVER AMPHITHEATRE, Auburn, WA –

ピクシーズとのダブルヘッドライナーという触れ込みでしたが、実際には完全にウィーザーの単独ライブでした。

毎年のようにツアーでシアトル圏内に来てくれているバンドなのに、今回アメリカで初めて見ました。

暗幕が落ちると、バンドの「Buddy Holly」の演奏とともにウィーザー専用セットがお目見え。

ずるいわー。

ピクシーズのときはこんな豪華なステージセットはなかったぞ。

リヴァースクオモは歌もギターも全力投球。この人ほど20年前と印象が全く変わらないミュージシャンは珍しいです。

チョコチョコセットが変わりつつ、バンドの衣装も都度アップデート。

「Hashed Pie」はいいし、セカンドから「The Good Life」も嬉しかったわー。

ただ、ラジオの定番曲を除くと初期のナンバーのリアクションはイマイチですね。

いや、いい意味でファンとヘルシーな関係を築けていると思いますが。

ハードロッキンな曲が続いた後、リヴァースがさらにコスチュームをアップデート。

船に乗ってオーディエンスの海の中に漕ぎ出していきます。

客席のど真ん中で弾き語りの「Island in the Sun」、そしてなぜか A-haの「Take on me」。ギターのイントロつき。

自然と芝生席から灯された無数のライトが眩しかったです。

ウィーザーはやっぱりリヴァースのバンドなんだなと再確認した一コマ。

というわけで会場を一周したリヴァースがステージに戻り、

ラストに現在絶賛大ヒット中の「Africa」をプレー。言わずと知れた TOTO のカバーですが、「どこに行きたい? やっぱアフリカだよなー。」というベタなフリ付きでした。

しかし上半身ムキムキのリヴァース。

シャツのデザインは・・・

ニルヴァーナかよ!

いまさらベタすぎる。

フライングVでメチャメチャロックスター然としています。

ステージに姿が見えた瞬間、すべてのオーディエンスの熱量が沸点に達したのを目の当たりにして、ウィーザーの衰えることのない人気っぷりを実感できました。